脳と脊髄からなる中枢神経に対し、中枢神経から枝分かれして目、耳、皮膚、手足、内臓など体の各部に向かって全身に網の目のように張り巡らされている神経を末梢神経といいます。
主に中枢神経からの指令を体の各部位に伝えたり、逆に体の各部位から得た情報や刺激を中枢に伝える働きをしています。
「運動神経」、「知覚神経」、「自律神経」があり、運動神経は中枢神経から発せられる手足や内臓の筋肉の動きに関する指令を伝え、知覚神経は痛みや温度といった感覚を中枢に伝え、自律神経は内臓やホルモンの分泌を調整するといった働きをしています。