あらゆる生物の生命活動に関わる酵素
酵素とは、生物が物質を消化するところから、吸収して、輸送して、代謝して、排泄に至るまでのすべての過程に関係しており、生体が物質を変化させて利用するのになくてはならないたんぱく質の一種です。
化学反応のそれぞれに特定の酵素が関与するため、体内には非常に多くの酵素が存在します。
体内酵素には大きく分けて、「消化酵素」と「代謝酵素」が存在します。
消化酵素とは、食物の消化・吸収・分解などを担う酵素で、代謝酵素とは、体の新陳代謝を促進したり、細胞へ栄養を送ったり、解毒や自然治癒、免疫力など、体内機能を維持するために必要な酵素です。この2つの酵素、実は体内で生産される量が2つ合わせた一定量しか生産されません。
現代人が酵素不足と言われるのにはここに関係します。現代は便利な生活となり、慢性的に運動不足である一方で、3食きっちり食べる食生活が一般的です。
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