免疫とは一言で「疫病(病気)を免れる」ことをいいます。
「自己(自分自身の本来の細胞など)」と「非自己(抗原=異物・自分の体の外から入ってきた細菌やウイルスなど)」を区別し、「非自己」を攻撃・殺傷・排除することと、
ときには生命そのものを脅かす変質した「自己(ガン細胞など)」を攻撃・殺傷・排除して
「疫病(病気)を免れる」働きのことで、このような働きを免疫力といいます。
この免疫力(自然治癒力)がないかぎり、私たちは生きていくことは出来ません。
どんな小さな病であれ、免疫力がなければ自らそれを癒すことなどかなわず、医療によってどれほどの手当を施されようとも、死を免れることは出来ないからです。