ごぼう茶が話題となったのは、ごぼう茶を創って飲んでいる南雲クリニックの院長の南雲吉則先生がテレビに出演したことです。
この南雲先生は出演時に55歳だったのですが、外見上どう見てもせいぜい40歳代にしか見えなかったので、ごぼう茶にはアンチエイジング効果があるのではないかと言われるようになったのです。

私たちはごぼうを食べるとき、ふつうは皮をむいて食べますが、ごぼうの栄養で大切なのは、その皮の部分なのだそうです。
この皮の部分に含まれているのがサポニンと言う栄養素です。このサポニンは、脂質の酸化を抑制し、過酸化脂質の発生をふせぐことで血栓や動脈硬化を予防してくれるはたらきがあります。

また、体脂肪が増加すると腸の絨毛と言う栄養を吸収部分が大きくなり、糖や脂肪をどんどん取り込んで太りやすくなってしまうのですが、サポニンはこの絨毛を元の大きさに戻す働きがあるのです。この点で、ごぼう茶にはダイエット効果も期待できるということになります。