BCPスマホ対応

DSC_0018-e1468328665952
◆ 事業の背景・意義 
東日本大震災以降、東京周辺でも地震は頻繁に発生しており、各
社における防災意識は高まっていると思われがちであるが、 BCP 計画はこれからであるとか、非常用食糧も準備はしていた
が消費期限は過ぎてしまっているなどというコメントが聞かれ るのも少なくない。 原因としては下記のようなことが考えられる。 ①BCP 計画自体が非常に作業量の多い業務であり、計画書の作成
に多くの時間を要してしまう。したがって、講習を受けるのにも多く
の資金を必要とする。 
②計画書そのものは膨大になってしまい、その更新や訓練等の課題
についても、いちいちパソコンの資料を見て実施されなければなら
ない。 ③BCP 計画そのものは経営とは距離があり、利益を生みにくいものと 思われている。したがって多額の資金を投入しにくい。  この事業は、こういったこれまでの BCP 計画の弱点を克服し、スマ ホを活用し最低限これだけはと思うところからスタートし、管理もしや すいように工夫していることが特筆される。  

◆これまでの BCP 計画 ・計画の立案が膨大であり、半年以上かけてパソコン上で作
成しなくてはならず、その後の管理もかなりの作業量が必 要である。したがって専属の BCP 管理者を必要とした。 ・利益を生みにくい投資と思われており、被災時にしか機能
しないものと考えられている。したがって、必要とは思っ ても多額の講習費用をかけることに躊躇している。 ・計画書はパソコン内や書類として管理されているため、い ざというときに活用しにくい。 ・簡略化しようと思っても、何が重要なのか事業所内で判別 しにくく、ポイントがおさえにくい計画である。 ・実際に運用を経験した人材が少ない。