現在、ソブリン危機に瀕する欧州は、そもそも、組織体を形成する意義すら見出せない。つまり、パリG20では、危機対応の一環として国際通貨基金(IMF)の融資能力を高めるために資金基盤の強化も討議される予定。いったい、何の意義があるのだろうかと疑うひとも増えている。真のリーダーシップが必要だが、厳しいが、腑抜けの経済対策と言える。ザル経済は、潰れたら!と思う人間も多い。