日本の企業のハイパー円高での対策は、言うまでもなく、「海外シフト」である。強い円を持って、海外へ出て行くしかない。空洞化を叫ばれる中にもTPPなど、国際的な貿易立国を軸にした日本の立場は、待ったなしに前進を余儀なくされる。いずれにしても真のグローバルを国家としてどのように確立するかがポイントになる。誰もが予測つかない為替相場である、その相場に振り回される国家レベルの信用力が、欧州に限らずその波は押し寄せてくる。