熊笹は、日本でも良く見られる植物で笹の一種です。古来より民家薬として熊笹は活用されており、創傷、皮膚病、痔などに対する外用薬として活用されてきました。

熊笹の葉には、鉄分、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、クロロフィルなどが豊富に含有されており、止血作用、骨の強化、抗菌、コレステロールの低下、解毒、貧血改善、整腸などの効果効能があり、また、熊笹固有の成分である「バンフォリン」という成分には防腐作用があることが確認され、免疫効果を高める効果もあるとされています。
一般には、熊笹茶、青汁、サプリメントなどに利用されていますが、近年では、熊笹石鹸や熊笹歯磨き粉などのような形でも商品化されています。