GXやDXという言葉が先行すると、現場では何から始めるべきかが見えにくくなります。まず必要なのは、日々の困りごとを経営課題と同じ一枚の上に並べることです。

エネルギー、水、薬剤、廃液、作業時間、設備停止、紙帳票、Excel管理。これらを工程ごとに整理すると、環境負荷と業務負荷が重なっている場所が見えてきます。

改善候補は、効果、実現性、コスト、現場負荷の四つで比べます。最初から全体最適を狙うのではなく、一つの工程で計測可能なPoCを設計することが、継続的な改善への近道です。